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初めてのインフルエンサーマーケティング<インフルエンサーの募集篇>

この記事では、「インフルエンサーマーケティングに興味はあるけれど、どうやって始めたらいいのかわからない」という企業様のために、インフルエンサーマーケティングを始めるための基礎をお伝えします。

最近、多くの企業が始めているインフルエンサーマーケティング。この記事を読んで、早速スタートしましょう!

<目次>

  1. インフルエンサーはどうやって集める?
  2. 投稿してもらうソーシャルメディアはどれを選ぶべき?
  3. 費用はどれぐらいかかる?

1. インフルエンサーはどうやって集める?

① SNS上で直接インフルエンサーにメッセージを送る

利点:費用がかからない

欠点:自力で良さそうなインフルエンサーを探し、一人一人メッセージを送るのは非常に時間がかかる上、インフルエンサーから返信が返ってこない場合も多い。また、インフルエンサーのフォロワー構成やエンゲージメント率などのデータが確認できないので、自社に合ったインフルエンサーを起用できるとは限らない。さらに、SNSによっては、相互フォローの状態ではない人に頻繁にメッセージを送信しすぎると、アカウントがロックされてしまうなどの問題もある。

② インフルエンサーとのマッチングサイトを利用する

利点:比較的安い料金を支払うことで、一人一人に自分でメッセージを送信する手間が省ける。サイトによっては各インフルエンサーのフォロワー構成やエンゲージメント率などのデータが確認できるサービスを提供しており、インフルエンサー選びがより正確にできる。

欠点:サイトの利用料がかかる(会員費という形式で固定料金を取るサイトもあれば、インフルエンサーに支払う報酬額に一定の料率が上乗せされるサイトなど、各社異なる)。また、キャンペーンの運用を自分で行う方式のサイトでは、インフルエンサーマーケティングについてある程度の知識が必要となる。

このブログの運営会社、Influenxio では、企業とインフルエンサーのマッチングプラットフォームを運営しています。サービス内容をぜひこちらからご覧ください!

③ インフルエンサーマーケティングのサービスを提供している広告代理店を利用する

利点:芸能人や俳優など非常に影響力の大きいインフルエンサーに投稿を依頼することが可能な場合がある。運用まで全て任せられるので、インフルエンサーマーケティングの経験がなくても安心。

欠点:費用が格段に高くなってしまうため、マーケティングの予算が潤沢にある大企業でないと、利用が難しい。

2. 投稿してもらうソーシャルメディアはどれを選ぶべき?

各ソーシャルメディアのユーザー層はそれぞれ異なりますし、投稿形式の違い等に起因する利点・欠点、向いている商品のタイプがあります。下記に主なソーシャルメディアの特徴を記載しましたので、自社に合ったソーシャルメディアを選択しましょう。

① Instagram

今、日本はもちろん、世界中で最も急速にユーザー数が伸びているソーシャルメディア。2021年現在、企業がマーケティングのために最も投資しているソーシャルメディアであると言われている。画像を主にするソーシャルメディアなので、飲食店やファッション、コスメなど、画像で注目を引ける商品に特に相性が良い。

以前は若い女性向け、「映え」を狙う投稿がされるソーシャルメディアというイメージがあったが、現在ではユーザー層が広がり、老若男女問わずリーチできるプラットフォームに変化してきた。IGTVを使えば長い動画も投稿できる。

他人の投稿のリポストができず、拡散性が弱いのが欠点だが、アカウントのプロフィール画面から過去の投稿が簡単に閲覧できるので、ブランディング強化に向いている。また、インスタグラム内の検索機能が活発に使われているので、ハッシュタグを上手く付けることで、新しいユーザーにリーチすることが可能。

資料引用元:ガイアックスソーシャルメディアラボ

② Twitter

日本では非常にユーザーが多いので、日本国内のマーケティングにおすすめ。簡単に他人のツイートをシェアできるため、拡散力に強みがある。また、投稿でリンクがシェアできるので、リンク先にとばしてブログなどの記事を読ませることも可能。時事性のあるコンテンツと特に相性が良い。

欠点は、時間が経った投稿はほとんど閲覧されない(時間の経過とともに投稿の価値が大きく下がる)ので、頻繁に投稿を行わなければならず、運用の難易度が高いことが挙げられる。

資料引用元:ガイアックスソーシャルメディアラボ

③ YouTube

ユーザーとしては、どの年代でも利用者率が70%前後もあり、特に Instagram や Twitter と比べると、年齢の高い層にもアプローチできるソーシャルメディアである。動画形式の投稿なので、使い方が複雑な商品やサービスの紹介に特に向いている。

欠点は、動画制作には手間がかかるため、インフルエンサーの投稿料も Instagram や Twitter と比べて高くなってしまうことがある。

資料引用元:ガイアックスソーシャルメディアラボ

④ その他(WeChat、TikTokなど)

海外市場へのマーケティングを行いたい場合は、ターゲットとする国でよく使われているソーシャルメディアが日本とは異なる場合もあるので、注意しましょう。例えば、中国市場へインフルエンサーマーケティングをする場合では、WeChat や TikTok が重要になります。また、台湾では Twitter のユーザーが非常に少ないのに対し、Facebook が活発に使われているので、Instagram と Facebook に投稿を依頼する企業も多くなっています。

3. 費用はどれぐらいかかる?

インフルエンサーマーケティングにかかる費用は、「インフルエンサーの募集に他社のサービスを使用する場合のサービス使用料」と「インフルエンサー自体に支払う投稿料」の2種類に分けられます。利用するサービスによっては、この2つの費用の内訳が明示されていない場合もあります。

① インフルエンサーの募集に他社のサービスを使用する場合のサービス使用料

月額利用料が発生するサービスもあれば、インフルエンサーの投稿料に一定料率が上乗せされるサービスもあり、各社によって異なります。このブログの運営会社である Influenxio 企業とマイクロインフルエンサーのマッチングプラットフォームでは、企業ユーザー様にまず、当社への手数料も含めたインフルエンサー1人あたりの費用をご予算に合わせて設定いただき、企業様のお支払額の中から25%の手数料を差し引いた額を当社からインフルエンサーへ報酬として支払う仕組みになっております。

② インフルエンサー自体に支払う投稿料

インフルエンサーへの投稿料に影響する主な要素は、インフルエンサーのフォロワー数と投稿自体の難易度の2つになります。投稿料は商品の無料提供と金銭の報酬という形で設定されることが一般的です。

インフルエンサーへの報酬は1フォロワーあたり1~4円程度の金額をウェブサイトに記載しているサービスが多いですが、この金額には①のサービス使用料も含まれている場合が多いと考えられるので、実際にインフルエンサーに支払われている金額はもっと少ないでしょう。Influenxio の過去のマッチング実績では、当社への手数料も含めた価格でも1フォロワーあたり約1円程度になっています。但し、要求する投稿の内容の難易度が高い(長い動画の撮影など)場合は、報酬額の相場が上がります。

また、インフルエンサーが企業案件を引き受けるかどうか決める際は、体験できる商品・サービス自体に興味がもてるかどうかも重要なポイントとなってきます。商品の魅力をしっかりインフルエンサーに伝えることで、報酬額が低くてもインフルエンサーが多く集まることもあります。

以上、インフルエンサーマーケティングに興味はあるが実施したことはない、そんな企業様のために、『初めてのインフルエンサーマーケティング – インフルエンサーの募集篇』をお届けしました。参考になりましたら幸いです。

Influenxio では、ご予算に合わせて手軽にインフルエンサーマーケティングを始めていただける、企業とインフルエンサーのマッチングサイトを運営しています。サービス内容はぜひこちらよりご覧ください!また、お問い合わせはこちらからどうぞ。

※この記事の後編『初めてのインフルエンサーマーケティング – 投稿内容篇』をまだお読みいただいていない方は、こちらから。

なお、このブログでは、「中小企業マーケ講座」と題して、企業様のSNS集客やインフルエンサーマーケティングに関する様々な情報をお届けしています。ぜひ合わせてご覧ください。