2021年、インスタグラムの企業アカウント運用の指標として注目されているのが、「リーチ率(Reach Rate)」です。あなたの企業では、運用の際に確認していますか?この記事では、リーチ率の計算の仕方と目標にすべき数値をお教えします!
Table of Contents
<目次>
1. そもそも「リーチ」とは?リーチ率の計算方法は?
1.1 インスタグラムにおける「リーチ」の定義
◎投稿を見たユニークアカウント数(同一アカウントが複数回投稿を見た場合は、1回しかカウントされない。)
つまり、自分の投稿が実際に何人の人に見られたかを測る指標です。インスタグラムの各投稿、及び指定期間内のアカウント全体のリーチ数はインスタグラムのインサイト機能で確認できます。
確認の仕方がわからないという方は、こちらの記事(「インスタグラムの企業アカウント – インサイトの見方と成果を上げるコツ」)もぜひご覧ください。
1.2 リーチ率の計算方法
◎リーチ率 = (フィード投稿やストーリーズのリーチ数)÷(フォロワー数)
リーチ率は、投稿がフォロワー数の何%に見られたかを測る指標です。リーチ率が高いほど、自分の投稿が実際にフォロワーに届いているということを意味します。
各投稿のリーチ率、または一週間あたりのアカウント全体のリーチ率などを定期的に記録し、リーチ率が伸びるよう工夫することが大切です。
2. フォロワーサイズごとのリーチ率目標
リーチ率は一般的に、フォロワー数の多いアカウントほど低くなることが知られています。また、フィード投稿とストーリーズを比較すると、ストーリーズは24時間で消えてしまいますので、フィード投稿の方がリーチ率が高くなる傾向にあります。下のグラフで、フォロワーサイズごとの、フィード投稿とストーリーズのリーチ率のデータをご確認下さい!
<リーチ率の目標>
上のグラフで、自分のアカウントと同程度のフォロワーサイズの他のアカウントのリーチ率をチェックしてみて下さい。例えば、フォロワー数が10,000人以下のアカウントの場合、
・フィード投稿は36%、ストーリーズは7%
が目標になります。
3. リーチ率を伸ばすには?
リーチ率を伸ばす、すなわちリーチ数を伸ばすには、まずは下記の3点から始めてみましょう。
・インサイトで自分のユーザーがインスタグラムをよく利用している曜日、時間帯を確認し、投稿のタイミングを最適化する
・インサイトで過去の各投稿のリーチ数を確認し、リーチ数の多かった投稿の共通点を考えてみる
・競合他社やインフルエンサーの投稿をチェックし、彼らが使用しているハッシュタグを使ってみる。(但し、自分の投稿内容と全く関係のないハッシュタグを付けても、インスタグラムのアルゴリズムによりブロックされ、リーチを伸ばす効果は出ないと言われていますので、ご注意ください。)
以上、リーチ率の確認の仕方と目標、そしてリーチを伸ばすコツをお伝えしました。あなたのアカウントはリーチ率の平均に届いていますか?ぜひ定期的に確認するようにして下さいね!
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