Googleなどの検索エンジンのSEO対策はしていても、SNS、特にインスタグラムの検索対策をしている企業は少ないのではないでしょうか?しかし、実はインスタグラムはグーグルに匹敵する情報収集ツールになってきているのです!
この記事では、インスタグラムのSEO対策をすべき理由、SEO対策のチェックポイント、そしてインスタグラムの検索結果を最大限にビジネスに生かすコツをお伝えします。
Table of Contents
<目次>
1. インスタグラムのSEO対策をすべき理由
1.1 インスタグラムがグーグルに匹敵する情報収集ツールに
株式会社ジャストシステムによる調査によると、流行のファッション情報を収集する際の情報源として、Instagramを使う人の割合がGoogleを追い越しています。
ファッションの他にも、今流行のスイーツやグルメ、コスメなどのトレンドの情報がインスタグラムでよく検索されていると言われています。インスタグラムのSEO対策は、流行に敏感な消費者の心をつかむために、グーグルのSEO対策と同じぐらい大切なのです。
1.2 インスタグラムの検索機能はフォロワー以外にリーチする有効な手段
リツイートの機能があるTwitterとは異なり、インスタグラムでは基本的にフォロワーのタイムラインにしか投稿が表示されません。そこで、インスタグラムでフォロワー以外にリーチするために重要なのが、ハッシュタグと検索機能(「発見(explore)」タブ)です。
特に、ハッシュタグの検索で「人気投稿」タブに掲載されると、非常に多くの人に投稿を見てもらうことが可能です。また、「発見(explore)」タブを利用している人は主体的に情報を探している人なので、投稿へのエンゲージメントや購入意欲などが高いことが期待できます。
2. インスタグラムSEO対策 – 5つのポイント
2.1 プロフィール(ユーザーネーム、名前、自己紹介)
インスタグラムでアカウントの検索がされた時に重要なのが、プロフィールに登録されている情報です。ユーザーネームは英数字の組み合わせ、名前は日本語の記載も可能になっています。
例えば「焼肉」と検索された時、名前に「焼肉」が含まれていない店舗のアカウントは表示順位が下がってしまう傾向があります。検索でヒットしたいキーワードや地名などを名前や自己紹介に入れておきましょう。但し、あまりに一般的なワードだけ羅列しても埋没してしまいますので、必ず検索で表示されて欲しい店名やブランド名、その愛称(あれば)などは必ず含めることをお勧めします。
なお、ユーザーネームと名前は頻繁に変更してしまうとフォロワーを混乱させてしまったり、アンフォローされる原因にもなるので、注意して下さい。
2.2 キャプション
投稿に付けられるキャプション(テキスト内容)も検索の対象となるので、必ず書くようにしましょう。なお、インスタグラムの投稿は、公開後の画像の変更はできませんが、キャプションは修正可能です。また、キャプションなしで投稿後、自分でコメントを付けた場合は、一つ目のコメントがキャプションとして扱われます。
2.3 ハッシュタグ
インスタグラムの検索対策で最も重要なのがハッシュタグです。ハッシュタグは投稿のキャプションの他、プロフィールの自己紹介にも含めることができます。現在、インスタグラムの検索方法として、ハッシュタグで検索することが主流である他、ハッシュタグをフォローすることも可能なので、フォロワー以外にリーチする重要な手段となります。
検索上位表示を狙うハッシュタグを決め、自分の投稿につけるのはもちろん、顧客に自社商品に関する投稿をしてもらう時にも指定のハッシュタグを付けてもらったり、自社でオリジナルのハッシュタグを作るなど、様々な使い方が可能です。
但し、リーチを増やしたいばかりに、自分の投稿内容と全く関係のないハッシュタグを付けても、インスタグラムのアルゴリズムによりブロックされ、リーチを伸ばす効果は出ないと言われていますので、ご注意ください。
2.4 位置情報(ジオタグ)
インスタグラムでは、位置情報も検索対象となっているので、投稿に位置情報をタグ付けすることで、検索表示される可能性が高まります。店舗の住所や集客を図りたい場所をタグ付けする習慣を付けましょう。
(なお、個人アカウントの投稿では、位置情報をむやみにタグ付けすることで、自分の住所などが特定されてしまうなど、問題が発生する場合もありますので、位置情報を常にタグ付けすることはおすすめしません。)
2.5 適切な更新頻度の維持
適切な更新頻度を維持し、アカウント自体の価値を高め、フォロワー数を増やすことが、検索で上位表示されることにもつながります。投稿頻度は多すぎても少なすぎでも良くありません。1日1回から3日に1回程度の更新を維持しましょう。
3. インスタグラムの検索機能を最大限に生かすコツ
3.1 インフルエンサーに投稿を依頼して「人気投稿」タブ掲載を狙おう
上述したように、ハッシュタグの検索で「人気投稿」タブに掲載されると、非常に多くの人に投稿を見てもらうことが可能です。しかし、自社アカウントで投稿しても、なかなか人気投稿にランクインすることができないという企業も多いのではないでしょうか。そんな場合におすすめしたいのが、インフルエンサーに投稿を依頼することです。すでにフォロワーを多く抱えているインフルエンサーによる投稿なら、人気投稿に掲載される可能性が高まります。なお、投稿を依頼する際は、上位表示を狙うハッシュタグを指定して付けてもらう他、自社アカウントや位置情報のタグ付けをお願いすることで、露出を最大限に高められるようにしましょう。
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3.2 投稿画像の撮り方の工夫で、「発見(explore)」タブでの存在感を高めよう
「発見(explore)」タブのハッシュタグ検索結果では、投稿の画像のみが表示され、キャプションは表示されません。そこで、投稿画像に店名やブランド名が映り込むように工夫することで、自社商品が認知されやすくなります。具体的には、店名の前で写真を撮ったり、ブランド名の印刷があるパッケージを持って写真を撮ってもらうと良いでしょう。会社名を印字した小道具を写真撮影用に作成することもおすすめです。自社アカウントの投稿作成時だけでなく、インフルエンサーやお客さんに投稿を依頼する場合も、この点に気を付けることで、ブランド認知を高めることにつながります。
以上、インスタグラムのSEO対策をすべき理由と具体的な対策方法についてまとめました。このブログでは、「中小企業マーケ講座」と題して、企業様のSNS集客やインフルエンサーマーケティングに関する様々な情報をお届けしています。ぜひ合わせてご覧くださいね!