インフルエンサーマーケティングに関連する用語、沢山ありすぎてわからない……という方のために、この記事では、「KOL」、「KOC」という表現の意味を解説します!
Table of Contents
<目次>
1. KOLとは
KOLは主に中華圏のインフルエンサーマーケティング業界で使用されている表現です。KOLは「Key Opinion Leader」の略で、中国語では「關鍵意見領袖」と言います。
KOLはソーシャルメディアなどで強い影響力を持っている人物を指しますが、一般的に芸能人等は含めず、グルメやファッションなど特定の分野に特化し、専門性の高いコンテンツを発信することで多数のフォロワーを得ている人を指すことが多いようです。
2. KOCとは
KOCもKOLと同様、主に中華圏のインフルエンサーマーケティング業界で使用されている表現です。KOCは「Key Opinion Consumer」の略であり、中国語では「關鍵意見消費者」と言います。
名前からも読み取れるように、より一般消費者に近い存在であり、専門性やフォロワー数はKOLに劣るものの、フォロワーとの関係がより親密で、フォロワーに信頼され、フォロワーの行動への影響力が高いと言われています。
3. 「インフルエンサー」とどう違う?
インフルエンサーという言葉は英語の「Influencer」から来ており、中華圏以外で一般的に使われている言葉です。世の中に影響力を持っている人全てを指し、芸能人から、フォロワー数が少なめのいわゆるKOCまで全て含みます。フォロワー数の多さによって、トップインフルエンサー、ミドルインフルエンサー、マイクロインフルエンサー、ナノインフルエンサーなどと分けられることもあります。
4. 商品のプロモーションには、KOCとKOLのどちらを起用すべき?
KOLとKOCのどちらかが絶対に良いというわけではありません。プロモーションの目的や、商品自体の知名度、広告予算等によって、どちらを何人程度起用すべきなのかが変わってくると言えるでしょう。
一般的に、KOC(またはマイクロインフルエンサー)は投稿を依頼するコストが安く済む上、フォロワーのエンゲージメント率もKOLより高いため、効率良くプロモーションができると言われています。KOCを定期的に、多数起用することにより、ネット上に常に口コミが沢山存在する状態を保つことで、販売数の増加にもつながるでしょう。
しかし、商品やブランド自体の知名度がまだほとんどないような段階の場合、短期間で知名度を向上するには、影響力の広いKOL2~3人ほどにまず依頼することが効果的になります。また、最初に有名なKOLを起用することで、後に依頼を引き受けてくれるKOCを見つけることが容易になるという効果もあります。
プロモーションしたい商品の状態に合わせて、KOLとKOCのどちらを起用するのか決めるのがおすすめです。
5. まとめ
以上、KOLとKOCについての解説でした。中華圏へのインフルエンサーマーケティングを検討されている方、ぜひ二つの違いを効率の良いマーケティングに役立てていただけると幸いです。
なお、Influenxioには、台湾のインフルエンサーも多く在籍しており、インスタグラムへの投稿依頼が可能です。ただし、デフォルトでは日本のインフルエンサーしか検索できないようになっていますので、台湾のインフルエンサーにご興味がある場合は、ぜひお問い合わせフォームよりご連絡下さいね!