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海外ブランドに学ぶ – 母の日のSNSキャンペーン

5月の母の日に向けて、キャンペーンの企画は進んでいますか?この記事では、海外ブランドの有名なマーケティング事例から、母の日のキャンペーンの企画に役立つアイデアをご紹介します!

<目次>

  1. 「母の日」は企業と顧客の間の絆を深めるチャンスでもある
  2. 【母の日キャンペーン事例1】IT Cosmetics – 化粧品
  3. 【母の日キャンペーン事例2】COACH – ファッション
  4. 【母の日キャンペーン事例3】Kraft(クラフト)- 食品
  5. 母の日のSNSキャンペーンを成功させるコツ

1. 「母の日」は企業と顧客の間の絆を深めるチャンスでもある

母の日は、家族のイベントであるだけでなく、企業と顧客の間の絆を深めるチャンスでもあります。以下で紹介する3つの海外ブランドの母の日のキャンペーンは、世の中の「お母さん」たちが本当に欲しいものは何かを考えて作成したメッセージをインスタグラムなどのソーシャルメディアで発信することで、大成功を収めました。

コロナ禍である今だからこそ、SNSを上手く利用した母の日のキャンペーンで、顧客との絆を深めましょう!

2. 【母の日キャンペーン事例1】IT Cosmetics – 化粧品

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「いつも家族のために奔走していて、自分のことは後回し…」そんなお母さんたちへのプレゼントとして、IT Cosmeticsは『自信をつけるためのメイクの仕方』の動画を母の日に投稿しました。自社の商品をただセールにするのではなく、温かい心のこもったメッセージとして発信することで、結果的にこの動画で使用されていた商品の売上を大きく伸ばすことに成功しました。

3. 【母の日キャンペーン事例2】COACH – ファッション

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インフルエンサーマーケティングと母の日を上手く組み合わせてキャンペーンを行ったのが、ニューヨークを代表するアクセサリー&ライフスタイルブランド、COACH(コーチ)です。COACHは母の日に、アメリカの有名女優ジェニファー・ロペスのお母さんへのメッセージ動画を投稿し、大きな注目を集めました。動画は多くの人の心の琴線に響き、長年人々に愛されるブランドとしてのイメージを改めて印象付けるメッセージとなりました。

4. 【母の日キャンペーン事例3】Kraft(クラフト)- 食品

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Kraftは、$50,000(約520万円)の予算を用意して、母の日のベビーシッターの費用を代わりに支払うというユニークなキャンペーンを行いました。自社の商品にとらわれることなく、お母さんたちに本当に喜んでもらうことを第一に考えたからこそできたキャンペーンです。主要顧客であるお母さんのことを真摯に思いやる姿勢を示すことで、顧客ロイヤリティを高める素晴らしい施策でした。

5. 母の日のSNSキャンペーンを成功させるコツ

1 実在する人物とそのストーリーをシェアすることで、フォロワー、そして顧客の共感を得ることを重視しましょう。そのためには、フォロワーにSNS投稿を促すなどフォロワーを巻き込んだ施策や、マイクロインフルエンサーに依頼して顧客目線の投稿をしてもらうなどの施策が効果的です。

2 SNSの投稿においては、お母さんたちのことを真に理解し、思いやっているという姿勢を伝えましょう。自社のブランドや商品に関連するが、それにとらわれすぎない、人々の心に響くメッセージを打ち出すことが、顧客のロイヤリティを高め、リピーターを増やすカギとなります。

3 投稿にはユニークかつわかりやすいハッシュタグを付けましょう。ハッシュタグはフォロワーとのコミュニケーションを活発化するのに大切なツールです。フォロワーにもそのハッシュタグを付けた投稿を促してみましょう。

以上、SNSを利用した母の日キャンペーンの海外事例をご紹介しました。母の日のキャンペーンを考えるご参考になったでしょうか?ぜひ、お母さんたちの心に寄り添うキャンペーンを企画して、売り上げの増加やブランドイメージの向上につなげてくださいね!